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古巣マインツの成長を喜ぶクロップ 「彼らは強い」

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ギュンドアンのW杯出場は「私が決めることではない」

 ボルシア・ドルトムントユルゲン・クロップ監督が17日、週末のブンデスリーガ第31節マインツ戦を前に会見に応じた。指揮官は古巣マインツの成長を喜んでいる。

 現役時代にマインツでプレーし、指揮官としても率いた経験を持つクロップ監督。古巣について、同監督は次のように話している。ドイツ『ルールナハリヒテン』が伝えた。

「(マインツの前節)ブレーメン戦を見たよ。マインツは、我々にとって残念なくらいに強い。ヨーロッパリーグ出場権にふさわしいことを示したいと思っているだろう。彼らの戦う意欲は覚悟しなければいけない」

「(マインツの成長は)素直にうれしいね。ブンデスリーガのクラブとしてすっかり定着した。正しい決断をたくさん下してきたのだと言える。中でも、トーマス・トゥヘル監督を招へいしたのは最高の決断だった。彼は世界のどのクラブでも指揮を執ることができると思う」

 クロップ監督は負傷者の状況について触れ、GKロマン・バイデンフェラーが欠場すると明かしている。

「ここ最近の試合に出ていた16人のフィールドプレーヤーは、次の試合でもプレーできる。水曜、木曜は回復メニューのみで、金曜から通常のトレーニングとマインツ戦への準備をする」

「バイデンフェラーはおそらく出場できない。ミチェル・ランゲラクがプレーするだろう。ロマンは内転筋の問題を抱えている。ヴォルフスブルク戦でもすでにその問題があり、ゴールキックもできなくなっていたんだ。ロマンにとって大きな問題かもしれないが、まだ最終的なことは分からない」

 また、MFイルカイ・ギュンドアンの状態について、クロップ監督はこのように述べている。

「すべてにおいて良くなっているが、まだ完璧ではない。プロスポーツの場合は、体への負担が大きいので、完璧でなければいけないんだ。でも、良くはなっているので、トレーニング量を増やすことはできている」

「シーズン中の復帰は不可能だね。普通の(全体)練習に復帰するようでも、ワールドカップ(W杯)に間に合うかは私が決めることではない。早く調子を上げれば、W杯でチームを助けられるかもしれない。私はそうなることを望んでいるが、実際にどうなるかは分からないよ」

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