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[CL]クロップ:「マドリーにとって最も高い壁になりたい」

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CL準々決勝を前に意気込み

 ドルトムントは2日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでレアル・マドリーと対戦する。ユルゲン・クロップ監督は試合を前に、マドリーにとって最も高い壁になりたいと話している。

 昨季の準決勝でもマドリーと対戦し、2試合合計4-3で勝利してファイナルに進出したドルトムント。昨季との違いについて聞かれると、クロップ監督は次のように語った。ドイツ『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』が伝えている。

「マドリーにはガレス・ベイルや、ほかにも何人か新しい選手が加わった。マドリーやバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンのようなクラブは、(強いチームを)さらに補強できるんだ。我々には不可能なことだね」

「でも、これは準々決勝だ。我々は、マドリーがこれまで立ち向かった中で最も高い壁となりたい。可能かどうかは分からないが、トライするよ」

 今季は負傷に悩まされているドルトムントだが、昨年に続いてベスト8まで駒を進めてきた。

「また準々決勝まで来ることができたのは、魔法を使ったのではなく、ほかに理由がある。その一つが、決定的な瞬間に、どんな問題があってもそれを乗り越えることができたということだ。ブンデスリーガではいつもそれをすることができていないかもしれない。だが、CLではそれができてきた」

「負傷者はまだ多すぎるほどだ。だが、我々のチームには、このような試合で最高のパフォーマンスを見せるための準備ができている非常に良い選手たちがいる」

 FWロベルト・レバンドフスキが出場停止のドルトムントは、ゼロトップで臨むことが予想されている。

「私は、フォワードがいないシステムはあまり好きじゃないんだ。でも、ゼロトップで臨む試合を選べるなら、本当に強いチームとのアウェーでの試合だろう」

「明日はおそらくポゼッションの競争にはならない。試合を決めるような競り合い、そしてそのそれぞれの場面でどう反応するかが重要だ。ゴールを奪うのに、必ずしも5人で前線に駆け上がらなくてもいいんだよ。そういうプレーには慣れていないからね。まあ、言い訳は負けてから考えるさ」

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