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バロテッリ、不調が続けば代表エースの座も危うく?

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プランデッリが代案を準備と『ガゼッタ』報道

 所属するミランでのプレーが安定しないFWマリオ・バロテッリは、このままだとイタリア代表でもエースの座が危うくなるかもしれない。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、チェーザレ・プランデッリ監督がバロテッリの不調に備えた代案を検討する可能性があると伝えている。

 25日に行われたセリエA第35節ローマ戦ではプレーに精彩を欠き、無得点で途中交代となったバロテッリ。試合後にはテレビのインタビューの中でコメンテーターに対して怒りをあらわにするなど、精神的にも不安定さを感じさせる様子を見せた。

 今季ミランで14ゴールを記録しているとはいえ、低調なプレーに終始する試合も多く、ピッチ外でも依然として様々な騒動が絶えない。このままの状態が続くようであれば、プランデッリ監督は「プランB」を用意することを余儀なくされると『ガゼッタ』は見ている。

 バロテッリがブラジル・ワールドカップ(W杯)直前の最終テストで、あるいは本大会初戦で満足なプレーを見せられなかった場合の代役として、『ガゼッタ』はローマFWマッティア・デストロやトリノFWチーロ・インモービレの名前を挙げる一方で、パルマFWアントニオ・カッサーノをいわゆる「偽9番」に起用することも一案だとしている。

 同紙によれば、カッサーノは今月14、15日に行われた代表候補合宿でプランデッリ監督にアピールすることに成功し、交代出場で流れを変えられる存在として期待されているようだ。だが、バロテッリの状況次第ではカッサーノの重要度がさらに増すこともあるかもしれない。

『ガゼッタ』はさらに、現時点ではミランはバロテッリの放出を考えていないとしながらも、W杯次第では状況が変わる可能性もあると指摘。移籍先の候補としてモナコとマンチェスター・ユナイテッド、古巣マンチェスター・シティの3チームを挙げ、ユナイテッドFWロビン・ファン・ペルシとのトレードの可能性も一部で噂になっていると伝えている。

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