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呆気ない幕切れ…ローマが最下位カターニアに敗戦、ユベントスの3連覇が決定

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[5.4 セリエA第36節 カターニア4-1ローマ]

 セリエAは4日、第36節を行った。2位のローマは敵地でカターニアと対戦し、1-4で敗れた。ローマの連勝は9でストップした。またこの結果、残り2試合でユベントスとの勝ち点8を逆転出来ないことが確定。ユベントスの3年連続30度目のセリエA優勝が決定した。

 呆気ない幕切れだ。まずは前半26分、カターニアがカウンターからFWセバスティアン・レトのヒールパスを受けたMFマリアーノ・イスコが左足でゴールネットを揺らし先制。同34分にもイスコが今度は右足アウトを使ったシュートで追加点を決めた。

 ローマも前半37分にFWアレッサンドロ・フロレンツィの頭の落としからFWフランチェスコ・トッティが決めて1点を返す。だがこの日のローマは何かがおかしい。後半に入り10分にレトのミドルをGKモルガン・デ・サンクティスが弾いたボールをFWゴンサロ・ベルヘッシオに詰められ、再び2点差に広げられる。さらに後半34分、MFパブロ・バリエントスに左足で豪快ミドルを決められ、トドメを刺された。

 最下位カターニアに苦杯をなめたローマは、今季最多失点というおまけつきで終戦を迎えた。勝利しても明日ユベントスがアタランタに勝利すれば、優勝が決まる状況だったが、何とも寂しい結末になってしまった。

 カターニアも負けられない戦いだった。この試合の結果次第ではセリエBへの降格が決定するはずだったからだ。しかし勝利したことで延命。セリエA残留へ向け望みをつないだ。


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