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ヒディンク、イタリア戦に向け「勇気が必要」

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W杯で過去に2度対戦の因縁

 オランダ代表のフース・ヒディンク監督は、4日に行われるイタリア代表との親善試合に向けての意気込みを語っている。イタリアメディアが同監督のコメントを伝えた。

 ブラジル・ワールドカップ(W杯)で3位の好成績を残し、ルイス・ファン・ハール前監督からヒディンク監督にチームを引き継いだオランダ。新たなスタートはイタリア戦から幕を開ける。

 バイエルンFWアリエン・ロッベンは負傷のため欠場の見通し。ヒディンク監督は若手選手たちに期待する一方で、34歳のディルク・カイトへの信頼も口にした。

「勇気が必要だ。我々には準備ができているし、そういう戦いをすることに慣れている。カイトは中盤で助けになってくれるだろう。年齢は問題にならない。もちろん、W杯での経験も生かせるようにしたい」

「(ロッベン不在は)リーダーシップの面でも残念だが、若い選手たちが前進しなければならない。オランダには新たな世代の若い選手たちがおり、私が何年も前に去ったこの仕事を再開したいと意欲を持たせてくれたのは彼らだ」

 同じくこの試合が初采配となるイタリア代表のアントニオ・コンテ監督については次のように述べた。

「彼のことは強い気性を持った選手として知っていた。監督としても勝者であり、チームにエネルギーあふれる戦い方をさせることを知っている」

 2002年には韓国、2006年にはオーストラリアを率いてW杯決勝トーナメント1回戦でイタリアを苦しめたヒディンク監督だが、過去は意識しないと語る。

「そういうことを思い出せば美しいストーリーだが、クリスマスや新年に考えることであって、今ではない。今は前へ進んでいくだけだ」
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