beacon

ディ・マリア、ペレスに反論 「W杯決勝欠場を要求された」とも

このエントリーをはてなブックマークに追加

前所属クラブ会長と舌戦続く

 マンチェスター・ユナイテッドMFアンヘル・ディ・マリアは、レアル・マドリーからの移籍を望んでいたわけではないと改めて主張し、フロレンティーノ・ペレス会長への反論を繰り出している。

 ディ・マリアはこの夏の移籍市場でマドリーからユナイテッドへ移籍。その直後に、移籍を望んでいたわけではないと明かしていた。一方でペレス会長は5日、ディ・マリアが移籍を望んだと主張している。

 ディ・マリアがアルゼンチンのラジオで次のように語ったとして、スペイン複数メディアが伝えた。

「マドリーを離れたいと言ったことはなかったし、そう望んだこともなかった。でも、望まれていなければ別の場所へ行くしかない。彼らが何を言おうが、僕を売って得られる7500万ユーロはマドリーの経営のために良いものだったんだ」

 ペレス会長は、ディ・マリアが契約更改に際してFWクリスティアーノ・ロナウドに並ぶほどの条件を望んでいたとして、「それを受け入れれば、クラブ財政の安定を危険にさらすことになる」と話していた。

「会長の発言は読んだけど、クリスティアーノと同じだけのものを得るためにはバロンドールを受賞する必要があるだろう。フロレンティーノと僕との間に、あまり関係は存在していない。サインしたときにも、契約を延長したときにも、彼は同席していなかった」

「クリスティアーノはいつも僕のそばにいてくれた。彼がマドリーでこれからいつまで我慢できるかは分からないよ」

 ドイツとのワールドカップ決勝は負傷のため欠場したディ・マリアだが、マドリーから出場しないよう要請が届いていたことも明かした。

「決勝当日の朝11時に、マドリーからプレーしないようにという文書が届いたんだ。僕はベストの状態になれるよう処置を受けていたところだったけど、出場すれば90%の確率でまた負傷すると分かっていた」

「文書を受け取ると、すぐに破り捨てたよ。その朝はすごく苦しんだし、人生の中で起こり得る最悪のことだった。クラブの誰ともそのことについて話はしていない。最終的には(アルゼンチン代表監督のアレハンドロ・)サベジャが(不出場の)決定を下したけど、それが一番良かったと思う」

▼関連リンク
プレミアリーグ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP