自身の目標は10ゴール

　ミランFWジェレミー・メネスは、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によるインタビューで今季の順調なスタートを喜ぶとともに、チームと個人としての目標に言及している。

　14日に行われたセリエA第2節パルマ戦で、3トップの中央で「偽9番」に起用されたメネスはチームを勝利に導く大活躍。自ら獲得したPKを含む2得点で5-4の勝利に大きく貢献し、今季3得点で得点ランク首位タイにも立っている。

　特にパルマ戦の自身2点目、相手のミスからボールを奪ってゴール前を横切り、最後はヒールキックでボールを浮かせて決めたゴールは大きな称賛を集めた。このプレーを振り返り、メネスは次のように述べている。

「もちろんうれしかったよ。でも、本当に大事なのは勝利することだ。あのゴールが特に重要だったのは、チームに勝ち点3をもたらしたということなんだ。去年僕と一緒に苦しんだ家族を幸せにすることもできたけどね」

「実際のところ、ポストがどこにあるかも見ていなかったよ。すべてが純粋な本能によるプレーだった。思い出そうとしてもよく覚えていないんだ。ただ頭に浮かんだことをやっただけだ。楽しんで、本能でプレーするのが僕のサッカーだ。守ることはできないけど、創造すること、1対1で勝負すること、相手を抜くことはできる」

　開幕2連勝と順調なスタートを切り、第3節では王者ユベントスと激突するミラン。メネスはチームと自分自身の目標を明言した。

「スクデットまでたどりつける。本当にそう信じているよ。最低限の目標はチャンピオンズリーグ出場権獲得だ。ミランはどの相手とも争うことができる」

「(個人的な目標は)10ゴール以上記録することだ。イタリアではメネスといえば、『ああ、1年に4点決める選手だね』と思われるけど、これからは違うよ。そして、代表にも復帰したい。2年後にはフランスでEUROがあるから、ぜひとも出場したいね」

　過去にローマで3シーズンを過ごした際には、シーズン4得点が最高だったメネス。今季は2試合を終えた時点でその数字にあと1点と迫っている。

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