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クロップ:「ドローは妥当な結果」

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最下位シュツットガルトに2点先行されるも追いつく

 ドルトムントは24日、ブンデスリーガ第5節でシュトゥットガルトと対戦し、ホームで2-2と引き分けた。

 最下位シュツットガルトを迎えたドルトムントだが、前半にチャンスを決められず、MF香川真司のシュートがクロスバーに阻まるなど、スコアレスで後半を迎える。すると、後半立ち上がりの48分にMFダニエル・ディダフィの先制点を許し、さらに68分には再びディダフィに追加点を献上した。

 2点のビハインドを背負ったドルトムントは、FWピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールで1点を返すと、86分にはFWチーロ・インモービレが同点弾。終了間際のチャンスを決めることはできず、勝ち点1に終わったが、黒星を免れることには成功した。

 クロップ監督は試合後、次のように話している。ドイツ『ルールナハリヒテン』が伝えた。

「2-2は妥当な結果だ。ここ最近、チームには多くの課題が与えられている。さらに、シュトゥットガルトもうまく対応してきた。試合のほとんどに関して、まったく問題にしていない。今、選手たちにどれほどの負担がかかっているかを把握できているからね」

 だが、失点についてはミスを嘆いている。

「またも重大なミスを2つ犯し、またもそこで2点を決められた。絵に描いたようなケースだよ。一生懸命つくり上げたものを、自ら壊してしまったということだ。我々が喫する失点は意味不明だよ」

「先制された場面では、オフサイドだとアピールしたが、そうではなかったらしい。でも、主審が笛を吹かなければプレーは終わらない。それを忘れてはいけないんだ。相手の2点目では、我々のペナルティーエリアで1対2の状況となった。ここに来てから、こんなのを見るのは初めてだよ」

 終盤で巻き返し、同点に追いついたことについてはたたえている。

「スタジアムが助けてくれた。ファンは信じられないほどの後押しをしてくれたよ。素晴らしかったね。試合に戻れるように、我々を助けてくれた。オーバ(オーバメヤン)が見事なゴールで1点を返し、さらに追いついてからも、アディショナルタイムに逆転する決定機もあったんだ」

「もちろん、3点目を決めて勝っていたら良かったが、今日(の内容で)はこれ以上を望めなかった。最後のゴールを決めたのが我々だったので、気持ち的には勝ったような気分だがね」


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