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ジエゴ・コスタの代表招集を牽制するモウリーニョ「我々は彼を守っている」

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[9.27 プレミアリーグ第6節 チェルシー3-0アストン・ビラ]

 プレミアリーグは27日、第6節を行い、チェルシーはホームでアストン・ビラに3-0で快勝し、首位を守った。2試合ぶりの得点を決めたFWジエゴ・コスタはこれで6戦8発。ハイペースで得点を量産している。

 クラブの公式サイトでジョゼ・モウリーニョ監督は「私はジエゴのゴール数については気にしていない。私はただ、チームが勝つために十分に得点することだけを気にしている」としたうえで、「ストライカーにとって、得点が自信を得るために重要なことだというのは分かっている。特に彼のように、必要なほど練習ができていない選手にとってはね」と語った。

 ジエゴ・コスタは今月4日のフランス戦で左太腿裏を負傷し、スペイン代表から途中離脱するなど、シーズン序盤から筋肉系の負傷に悩まされている。モウリーニョ監督によると、普段の練習では「ほとんど何もしていない。ただ休んでいる」状態で、「我々は彼を守っている。疲労が蓄積するたびに、硬い筋肉をリカバリーさせようとしている」と、コンディショニングを中心に調整を続けているようだ。

「彼が代表チームに行かず、ここに15日残って治療だけを行うなら、筋肉をより強力にすることもできるだろう。それは、彼がチェルシーや代表チームでトップコンディションになる絶好のチャンスでもある」

 スペイン代表は10月9日にスロバキア、同12日にルクセンブルクとEURO予選を戦う。当然、ジエゴ・コスタがそのメンバーに名を連ねる可能性は高いだけに、モウリーニョ監督としては先手を打って牽制した格好だ。


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