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給与未払い続くカペッロ監督がロシア協会を警告「限界は近い」

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 給与未払い問題が伝えられているロシア代表のファビオ・カペッロ監督が、同国サッカー協会を警告した。同監督はロシア『Sportbox』に対し、「限界は近づいている。お金のためにやっているわけではないが、この問題は早く解決しないといけない」と話した。イタリア『フットボールイタリア』が報じている。

 カペッロ監督は2012年7月よりロシア代表を指揮。A代表を率いる監督としては世界最高額の年俸845万ユーロ(約11億8760万円)という高額契約を結んで強化を進め、今年1月にはホスト開催となっている2018年W杯までの契約延長にもサインした。

 しかし今夏のブラジルW杯をグループリーグ敗退という結果に終わったことで状況が一変。国会議員から給与を返金すべきだとの声が挙がるなど、風当たりは強さを増した。

 ただ契約が結ばれている以上、給与未払いに議論の余地はない。両者の信頼関係が戻ることはあるのだろうか。

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