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S・ラモス:「クラブと代表で同じ決意を持ってほしい」

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D・コスタは招集外、セスクは負傷離脱したが…

 レアル・マドリーに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、所属クラブと代表で同様の姿勢をもって戦うべきだと主張している。

 EURO2016予選やドイツ代表との国際親善試合に向けて23名の選手を招集したビセンテ・デル・ボスケ監督だが、コンディション不良を理由にチェルシーFWジエゴ・コスタの招集を見送った。それに加え、チェルシーMFセスク・ファブレガスも精密検査の結果出場できない状態だと判断され、離脱を余儀なくされている。

 S・ラモスは、スペイン『ラジオ・マルカ』でD・コスタの招集外やセスクの離脱に関して問われ、こう返答している。

「デリケートなテーマだ。キャプテンの一人としては、僕が話すことは適当ではない。僕にも意見はあるが、ここでは言わない。ビセンテと選手の間で合意したことだ。それがセスクであれ、(ジェラール・)ピケであれね」

「僕の状況を振り返ることはできるよ。代表に来て検査を受け、プレーできる状態ではなかったから、自分の家に戻った。その前には、痛みを抱えてプレーしたこともある。それは、各選手のDNAや人間性によるものだ。この調理場のシェフはビセンテ・デル・ボスケで、彼がすべての判断を下して、選手と合意に至るべきだ」

 さらに、S・ラモスは負傷を抱える選手に理解を示しながら、代表に対する決意を示さなければいけないと話した。

「何か規定を設けるのは難しいだろう。こういった情報を扱うのに、感触を大事にしなければいけない。ファンやチームメートに間違った憶測を生み出さないためにも、それが最善だと思う」

「恥骨に痛みがあると言うことはできる。だけど、実際に(負傷が)あるかは別問題だ。それを言うことと実際にあるかどうかの間には大きな隔たりがある。もちろん、クラブから情報を送ることもできる。それを頼りにすることも、しないことも可能だ。僕は選手たちにクラブと代表で同じ決意を持つことを望む。そういった決意を新しく来る選手たちに伝える。それが最終的に違いになるはずだ」

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