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ファン・ヒンケル負傷はムンタリが原因、ピッポは報道に怒り

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タックルが理由と認めるも悪質な意図はなかったと強調

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、負傷したミランMFマルコ・ファン・ヒンケルは、1か月半ほどの離脱になる可能性があるようだ。また、MFサリー・ムンタリのタックルによって負傷したという。だが、フィリッポ・インザーギ監督はムンタリに処分を科すとの報道を批判した。

『ガゼッタ』によると、ムンタリは12日の練習でファン・ヒンケルにハードタックルを見舞い、足首を負傷させてしまったとのこと。その激しさは、チームメートや関係者が怒るほどだったという。『ガゼッタ』は、ミランが公表しないのは当然としつつ、クラブがムンタリに罰金を科す可能性を伝えた。

 今季、チェルシーからのレンタルでミランに加入したファン・ヒンケルは、デビュー戦となったエンポリ戦で負傷して戦列を離脱。復帰後、前々節ウディネーゼ戦で先発出場し、これから出場機会を増やしたいところだった。それだけに、このタイミングでの負傷は選手とチームにとって痛手だ。

 だが、インザーギ監督は13日の会見で、ファン・ヒンケルの離脱に心を痛めているとしつつ、ムンタリに関する報道に不快感を表した。クラブの公式ウェブサイトが伝えている。

「私は報道に怒っている。ムンタリはハードタックルをした。だが、“キラータックル”ではなかった。そうじゃなければ、もうムンタリはチームから外されている。ファン・ヒンケルのことは残念だ。だが、ムンタリに関して事実じゃないことが言われるのは正しくない。彼にケガをさせる意図はなかった。私にとっては、これで終わりだ」

「ファン・ヒンケルのことは残念だよ。彼を起用するつもりだったからね。今日、誰が穴を埋められるか見てみるよ。私が怒っているのは、ムンタリに関するニュースについてのみだ。バールでのおしゃべりは好きじゃない。怒っている理由はそれだけだ」


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