「完璧な一日になった」

　ベローナFWルカ・トニが、14日のセリエA第15節ウディネーゼ戦で、プロ通算300ゴールという記録を達成した。

　試合はFWアントニオ・ディ・ナターレのゴールでウディネーゼが先制したものの、前半アディショナルタイムにトニの記録達成ゴールでベローナが追いつき、後半立ち上がりには逆転弾。2-1と9試合ぶりの勝利を収めた。

　トニは試合後、次のように話している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「もちろん、すごくうれしいよ。これで300ゴールだからね。でも、何よりも勝ち点獲得に役立ったのがうれしい。僕らはこの勝利を必要としていた。最近は良いプレーをしていたのに、勝ち点は少なかったからね。でも、今日は素晴らしい試合をした。先制されたけど諦めず、逆転したんだ。完璧な一日となったよ」

「すべてのゴールが特別だ。僕はセリエC1(3部)のモデナからスタートしたからね。そこで最初のゴールを挙げて、W杯でも決め、たくさんの素晴らしいゴールを奪ってきた。ドイツでもバイエルンで得点を挙げたし、ゴールデンシューも獲得した。素晴らしいキャリアだよ」

　37歳となったベテランは、今後について次のように話している。

「様子を見よう。まださらにうまくやることが目標だ。ベローナでセリエAに残留したい。そしてシーズンが終わってから、どうなるかを見よう。ディ・ナターレとは冗談を言っていたんだ。僕らがまだゴールを決めていけば、ほかの人たちは心配し始めるだろうからね」

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