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香川の新たな同僚カンプル:「子供の頃、ドルトムントのファンだった」

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新天地でも全力を出すことを誓う

 ドルトムントは22日、レッドブル・ザルツブルクからMFケヴィン・カンプルを獲得したと発表した。カンプルはドイツ『スカイ』で、「100%以下は僕にはできない」と新天地での活躍を誓っている。

 ドイツ・ゾーリンゲン生まれのカンプルはレヴァークーゼン下部組織出身のスロベニア人選手。2010年夏にはブンデスリーガ2部グロイター・フュルトに送り出され、3部オスナブリュック、2部アーレンを経て2012年夏にはザルツブルクに加入し、オーストリアでは中心選手の一人としてクラブを2014年のオーストリア・ブンデスリーガの優勝に導いた。

 同選手はドルトムント移籍を次のとおり喜んでいる。

「すべてがうまくいったのは良かった。本当にものすごくうれしい。子供の頃、ドルトムントのファンだったんだ。このような素晴らしいクラブでプレーできるのは僕にとって夢の実現のようだね」

 ドルトムントのほか、古巣レヴァークーゼンやRBライプツィヒなどが獲得を検討していたとされるカンプル。移籍の経緯についてはこのように話している。

「コンタクトはもう少し前からあったんだ。日曜日にはクラブと会って、話し合った。すべてがスムーズに進み、月曜日にはメディカルチェックを受けたよ。今はこのスーパーなチームの一員になれたことを喜んでいる」

 17位というチームの現状にも触れ、自身の意気込みも語った。

「今この瞬間は、こういう状況だということだ。シーズン後半戦は反撃すると信じている。僕は初日から自分の全てを出すよ。僕はそういうタイプだ。100%以下ということは、僕にはあり得ない。チームの攻撃とゲーゲンプレッシングの助けになれるように頑張る」

 今シーズン、カンプルはザルツブルクではすでに公式戦31試合に出場し、11ゴールを記録。2列目の各ポジションでプレー可能で、中盤の守備と攻撃のつなぎ役もこなせる。得点力とともに強い守備意識を持ち合わせるスロベニア代表MFは、新チームにフィットすることを確信しているようだ。

「ザルツブルクで2年半、非常に美しい時間を過ごした。今は次のステップに向かう準備ができている。ドルトムントのプレースタイルが僕に完璧に合っていると信じているよ」

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