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今夏にバルサ加入で夢を叶えたラキティッチ「これ以上は望めない」

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 今夏にセビージャからバルセロナへ加入したMFイバン・ラキティッチが新天地での日々を語った。『UEFA公式サイト』が『チャンピオンズ・マッチデー』の独占インタビューを掲載している。

 2014年のEL決勝で活躍をみせるなど、主将としてセビージャのEL制覇に貢献したラキティッチ。今夏にMFセスク・ファブレガスがバルセロナからチェルシーへ移籍したことで一転、セビージャからバルサ入りを果たした。バルサの背番号4を背負うと、リーガ開幕戦から第16節までを終えた現在まで15試合に出場、3得点を挙げている。

 バルサでプレーすることを「夢だった」と話すクロアチア代表MFは、移籍の可能性が浮上した当時を振り返り、「簡単には説明できない気持ちだった。いつか大きなタイトルを手にしたいと願いながら育ってきたわけだし、昨季はセビージャでELを制覇した。そしてあの優勝は、あの街とサポーターにとってどれほど意味があったのかを実感したんだ。本当にいろいろな感情が交差したけど、チャンスがあるなら前に進みたいと思っている」と言い、「バルサのようなクラブでプレーする、そんな夢がかなえられる現実はさておいて、この話が一刻も早く片付くことだけを願っていたよ」と心情を明かした。

 またバルサのチームメイトのなかでは、特にMFシャビ・エルナンデスを尊敬しているようで、「すべてを勝ち取っていること以外にも、彼のプレースタイルや振る舞い、チームメートの導き方に感化されているよ」と話した。

「今の自分は、すでにあらゆるものを手にしたにもかかわらず、現状に満足せず、さらに上を目指している素晴らしい選手たちとドレッシングルームを共有するチャンスに恵まれている。これほど影響力のあるフットボーラーたちと一緒にプレーできるなんて光栄だよ。僕はハードワークをするだけでなく、プレーを楽しむためにここへ来た。毎朝笑顔で目覚め、自分自身にこう話しかけるんだ。『最高だ。今日もチームメートと一緒に練習し、ハードワークするぞ』とね。これ以上は望めないよ」

 最後にプレーする上で最も好きな中盤のポジションを問われたラキティッチは「チームの力になれるなら、どこでも構わない。チームのためになることが、自分のためでもあるからね。それ以上でもそれ以下でもないよ」とキッパリ話した。


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