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ガルシア、議論呼ぶゴールに「主審は正しかった」

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GLTがあればなお明確だったとも

 ローマは6日、セリエA第17節でウディネーゼと対戦し、敵地で1-0と勝利を収めた。ルディ・ガルシア監督は試合後、議論を呼んだ判定について、得点が認められたのは正しかったと主張している。

 決勝点は議論を呼ぶ形で生まれた。FWフランチェスコ・トッティのFKにDFダビデ・アストーリが頭で合わせると、ボールはゴールマウスを叩いて下に落ちる。ゴールラインを割ったかどうかの判断が必要な場面となった。

 アストーリはゴールライン上の副審に抗議し、得点が認められないかに思われたが、マルコ・グイダ主審がゴールと認定。ウディネーゼは抗議したが認められず、ローマはこの1点を守り切る形で2015年初戦を白星で終えた。

 ウディネーゼのアンドレア・ストラマッチョーニ監督は試合後、ラインを割ったか判定するための副審のジャッジが有効にならないなら、副審を置く意味がないと主張している。

 一方、ガルシア監督はイタリア『スカイ・スポーツ』で、グイダ主審のジャッジが正しいとしつつ、ゴールラインテクノロジー(GLT)の導入が必要だと述べた。イタリアメディアが伝えている。

「ピッチ上の主人は主審だ。彼はとても良い位置から見ていた。副審ほど良い位置ではなかったが、ラインを割っていたのを見ることはできた位置だ」

「GLTがあれば、騒ぎになることもなかっただろう。あれはゴールだったからだ。だが、(GLTによって)確実に認められれば、特に審判たちにとってより良いことだろう」

 後半のMFウルビー・エマヌエルソンのプレーは、ウディネーゼのPKになるべきだったとの見方もある。

「この試合で主審はよくやった。私の位置からは、(エマヌエルソンのプレーは)よく見えなかった。(映像を見て)エマヌエルソンがボールに触れていることが分かるね」

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