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波乱続出、FAカップの難しさを感じるクーマン 「レベルのことではなく…」

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 24日に行われたFAカップだ4回戦でサウサンプトンはクリスタル・パレスと対戦し、ホームで2-3と敗れた。ロナルド・クーマン監督は、敗退を嘆いている。

 サウサンプトンは9分、CKからペッレが決めて幸先良く先制した。

 しかし、2015年に入って負けがないパレスはすぐに反撃。11分、カウンターを仕掛けてサノゴがシュートを放つと、GKが弾いたこぼれ球にシャマクが詰めた。

 サウサンプトンは16分、左サイドの深い位置からグラウンダーのクロスを入れると、ニアで相手DFがスライディングでカット。これがそのままゴールに入り、ホームチームが勝ち越した。

 しかし、29分に再びパレスが追いつく。ザハのパスを受けたサノゴが決めて2-2とすると、39分にはシャマクが逆転弾を挙げる。

 後半は互いにゴールが生まれず、試合は2-3でサウサンプトンが敗戦。試合後、クーマン監督が以下のように述べた。

「事前に分かっていたとおり、難しい試合だった。クリスタル・パレスは、新監督の下でよくやっている。我々が前半の45分でおかしたミスを突いてきた。今は来週のプレミアリーグに切り替えていかないとね」

 この日のFAカップでは多くの波乱が起こった。プレミアリーグで首位のチェルシーと2位のマンチェスター・シティが格下に敗れ、トッテナムも敗退している。国内リーグで3位につけるサウサンプトンも、この流れに乗ってしまった。

「みんな同じことを言うだろう。ビッグチームがFAカップを去り、残念だとね。どの試合も勝つのは難しい。それはレベルのことじゃなく、みんながFAカップで勝つために必死だからだ」

 プレミアリーグ次節の相手は、サウサンプトンがスウォンジー、パレスがエバートンとなっている。

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