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ユナイテッド時代を振り返るモイーズ「エバートンのファンに失望した」

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 ソシエダを率いるデイビッド・モイーズ監督が『442マガジン』のインタビューへ応じた。その内容を英紙『ミラー』が伝えている。モイーズ監督は古巣であるエバートンとの対戦時、ファンから受けた“歓迎”へ失望したと振り返った。

 2013年5月にアレックス・ファーガソン監督の後任として、マンチェスター・ユナイテッド指揮官へ就任が決まったモイーズ氏。しかし低迷が続くと、2014年4月20日には古巣であるエバートンに0-2の敗戦。この試合に敗れたことで2013-14シーズンの無冠が決まり、欧州CL出場権も逃すと、4月22日には退任が発表された。

 当時、エバートンのファンからブーイングを浴びせられたことについて語り始めたモイーズ監督は「驚きはしなかった。なぜなら私はサポーターたちがどういうリアクションをするのか知っているし、私はクラブを去った身だからね」と話しながらも、「だが、失望したと言わざるをえない」と険しい表情。

「私は中規模の予算でエバートンをリーグのトップクラスにまで押し上げたんだ。私にできることはすべてやってきたよ。長い時間がかかったが、私はやり遂げた。スタッフや選手たちとともにね」

「私たちはエバートンで栄光の日々を送ってきたし、ファンたちも素晴らしかった。エバートンには強い愛情があったよ。10年以上にも渡って私の人生そのものだったのだから」

 2002年3月にエバートンの監督に就任したモイーズ監督。2002-03、2004-05、2008-09シーズンの3度もプレミアリーグの年間最優秀監督に選ばれた。十分とはいえない予算や戦力のなかで、結果を残してきたとの自負がある指揮官は「限られた予算の中でエバートンをビッグクラブをも倒すレベルにまで押し上げた。ウェイン・ルーニージャック・ロドウェル、ジョレオン・レスコットといった並外れた選手を売ったにもかかわらずね」と皮肉交じりに語った。


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