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ロイス、ドルトムントと契約延長か 「両者が大きく接近」と地元メディア

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 ドイツ代表MFマルコ・ロイスは、今夏以降もボルシア・ドルトムントに残るかもしれない。ドイツ『ルールナハリヒテン』と『ラジオ91.2』によると、クラブと選手が契約延長に大きく前進した。

 ロイスの現行契約は2017年までとなっているが、契約解除条項が盛り込まれているため、2500~3000万ユーロと見られる設定金が支払われれば、他クラブへの移籍が可能となっている。

 ドルトムント側は、その解除条項を取り除くため、ロイスに新契約を提示している模様だ。そして、『ルールナハリヒテン』が9日に報じているところによると、この数日間でクラブ幹部とロイスのエージェント会社『スポーツトータル』の交渉が前進したという。

 ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、「今後も毎日のように報告するようなことはしない」と進捗状況を明かすことはなかったが、「我々のカードはすべて提示した。ボールはマルコ側にある」と続けている。つまり、ロイス側に新契約の条件を提示したということだ。

 これまでに、バイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリーがロイスの獲得を検討していると報じられてきた。『ルールナハリヒテン』は、バイエルンが1月末に獲得を正式に断念し、その後マドリーが獲得に力を注ぎ込む動きが見られると伝えている。そのマドリーは、ロイスに現在の倍額を支払う準備があるという。これらについて、ヴァツケCEOは「我々には限界がある。それをマルコは知っている」とコメントするにとどまった。

 いずれにしても延長交渉がまとまるようだったら、2月中にも正式に発表されることになる。前節、久々に勝利を収めたとはいえ、残留争いから脱け出せていないドルトムントにとって、ロイスとの契約延長に成功すれば、シーズン終盤に向けて勢いをつける好材料とも言えるだろう。

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