リバプールを率いるブレンダン・ロジャース監督は、MFラヒーム・スターリングの契約延長が決まらないことについて、多少の苛立ちがあるのかもしれない。

　20歳のスターリングは、今シーズンのリバプールをけん引する一人。しかし、現行契約は残り1年半という状況で、このままいけば、オフに移籍の噂が浮上することは必至だ。

　もちろん、クラブは契約延長に動いている。しかし、スターリング側との合意はまだない。ロジャース監督は、9日の会見で選手の代理人に警告を発した。

「20歳のまだ成長段階の若手に対し、素晴らしい契約をオファーした。彼はこの2年で大きく前進した。彼は現在、その成果を手にしている。彼の代理人が、クラブと合意できたらいいね」

「選手はとてもハッピーで、この方向に向かって取り組み続けたい。私が知っていることは、クラブがとんでもないオファーをしたということだけだ。私は何度も彼と話した。彼はここですごく幸せだ。それは彼のプレーからも見てとれるだろう」

　今後に向けて、スターリングの流出は避けなければいけないリバプール。無事に契約を延長することができるだろうか。

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