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イブラヒモビッチ、全身タトゥーの真意を説明 飢餓問題を世界に訴える

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 パリSGのFWズラタン・イブラヒモビッチは、14日に行われたリーグアン第25節カーン戦で披露した全身のタトゥーは、WFP(国際連合世界食糧計画)と連携して世界の食糧問題に目を向けてもらうことを目的としたものだったと明らかにした。

 カーン戦の開始2分でいきなりの先制ゴールを記録したイブラヒモビッチは、ユニフォームを脱いで上半身全身に入れられたタトゥーを披露。この行為でイエローカードを受けることになった。

 試合の翌日、イブラヒモビッチはその真意を明らかにした。クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えている。

「土曜日の夜のカーン戦でシャツを脱ぐと、その新しいタトゥーは何なのかと誰もが質問してきた。体に50個の一時的なタトゥーを入れていたんだ。これは世界中で飢餓に苦しんでいる実際の人々の名前だ」

「タトゥーが今日消えてしまったとしても、その人々はまだ存在している。世界中で8億500万人の人々が飢餓に苦しんでいる。WFPを助けるために、自分を通してそれを見せたかったんだ」

 試合は終盤の2失点で追いつかれて2-2のドローに終わり、落胆する様子を見せていたイブラヒモビッチだが、ゴールを決めたことで目的の一つは果たすことができた形だ。

「公の形でチャリティーのために活動したのは今回が初めてだった。世界中のリーダーたちに訴えかけることができれば、世界の飢餓の問題を一緒に解決することができるはずだ」
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