2月28日に行われたプレミアリーグ第27節で、サンダーランドはマンチェスター・ユナイテッドに0ー2で敗れた。グスタボ・ポジェ監督は試合後、審判団の判定に対する不満を語っている。

　前半から多くのチャンスをつくっていたサンダーランドは、64分に献上したPKをウェイン・ルーニーに決められて先制を許している。このPKは、DFジョン・オシェイのファウルによるものだったように見えたが、ロジャー・イースト主審はウェズ・ブラウンに退場を命じた。

　10人のサンダーランドは、終盤にも失点して0ー2で敗れているが、この判定は結果以上の注目を集めている様子だ。

　イースト主審が人違いでブラウンを退場にしたと見られていたが、プロ審判協会(PGMOL)は、主審がブラウンにもファウルがあったと報告したことを伝えている。

　この判定について、ポジェ監督は次のように述べた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「レフェリーは2つのファウルがあると選手に言った。ジョン・オシェイのファウルと、ウェズ・ブラウンのファウルだ。彼は、ウェズ・ブラウンのファウルをとり、退場を命じた。ウェズ・ブラウンは誰にも触っていない。彼が何を見ていたのか分からないね」

　ポジェ監督は、審判団の主張に疑問を持っており、ミスを認めていないだけだと考えているようだ。

「審判たちをサポートしようとしていたのに、それが意味をなさないことがはっきりした。正直じゃないね。もっと正直になるべきだ。我々は人間だ。今日、私は決断をした。私は人間であり、間違えることがある」

「彼らは隠れることなく、それを認める必要がある。彼らは今、ちょっと隠れているんだ。レフェリーも良い方向へ向かうべきだよ。ミスは毎日のようにあるものだ」

　ブラウンのファウルをとったのであれば、通常3試合の出場停止処分になる。ポジェ監督は上訴に動くかとの問いに対して、まずはレフェリーの報告書を待つとした。

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