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解任が噂されるアンチェロッティ、マンチェスターの2クラブが招へいを画策か

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 レアル・マドリーでの立場が危うくなっているとされるカルロ・アンチェロッティ監督に対して、マンチェスターの2クラブが関心を寄せているようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでホームにシャルケを迎えて3-4と敗れ、信頼を失っているアンチェロッティ監督。2016年夏までマドリーとの契約を残すイタリア人指揮官だが、今後の結果次第では今季終了前に解任される可能性が取りざたされている。

 そのアンチェロッティ監督の状況を、注視しているクラブがあるという。マンチェスターに拠点を置く2クラブ、ユナイテッドとシティだ。

 ユナイテッドは、以前からアンチェロッティ監督に興味を抱いていた。アレックス・ファーガソン元監督が去った2013年夏には、ファーガソン氏が直々にパリまで赴き、当時パリSGを率いていたアンチェロッティ監督と会談したといわれている。ルイス・ファン・ハール監督の下で再建を目指しているユナイテッドだが、すでにFAカップで敗退。プレミアリーグでも現在4位と優勝争いからは一歩退き、この夏大型補強を敢行したにもかかわらず、シーズンを無冠で終える可能性が高まっている。

 マヌエル・ペジェグリーニ監督が指揮を執るシティは、チャンピオンズリーグでベスト16に進んだものの、ファーストレグでバルセロナに1-2と敗れており、ラウンド突破が厳しい状況となっている。プレミアリーグでは首位チェルシーに勝ち点5差の2位に位置しているが、こちらも無冠に終わってしまう可能性がある。

 ユナイテッドとシティは、無冠に終われば監督交代に踏み切るかもしれない。そこでアンチェロッティ監督がフリーとなれば、招へいするのは容易くなるが…?

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