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「劣悪なパフォーマンス」と認めるアンチェロッティ 「これじゃ遠くに進めない」

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 レアル・マドリーは10日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでシャルケと対戦し、ホームで3-4と敗れた。ラウンドは突破したものの、カルロ・アンチェロッティ監督は「劣悪なパフォーマンス」だったと認めている。

 リーガエスパニョーラで2試合白星がないマドリーは、この日も前半に2度先行されたが、FWクリスティアーノ・ロナウドの2得点で追いつくと、後半にFWカリム・ベンゼマのゴールで逆転した。

 だが、リードを奪って4分後に同点とされると、終盤にもFWクラース=ヤン・フンテラールにこの日2点目となるゴールを許して敗北。CLでの連勝は10で止まり、CLホームーゲームでの連勝も12で止まった。

 2試合合計5-4と辛うじてベスト8進出を果たしたマドリーだが、試合後には本拠地サンチャゴ・ベルナベウの観客から激しいブーイングを浴びせられた。ここ最近で最も辛辣なブーイングを受け、アンチェロッティ監督は試合後に次のように話している。スペイン『マルカ』が伝えた。

「劣悪なパフォーマンスを見せた。このような形では、遠くまでたどり着くことはできない。ただ、私は選手たちを信頼している。このチームは手にできるだけの成功をつかんできた。しかし、我々のパフォーマンスはとても悪く、ブーイングを受けるに値したね」

 最近の不調ぶりにアンチェロッティ監督の立場も揺らいでいると言われるが、指揮官は解任の可能性を考えていないと強調した。

「そのようなことは考えていない。より良いパフォーマンスを見せられるよう試み続けるし、我々はそれを必要としている。我々のプレーはかなり悪く、12月の状態を考えると受け入れがたい」

 解決策はあるのだろうか。アンチェロッティ監督は次のように続けた。

「すべての選手を絶対的に信頼している。問題を解決する鍵は、選手たちと監督にある。我々は自分たちのプレー、アイデンティティーに関して自信を失っている状況だ。自分たちの求めるパフォーマンスを見せるのに苦労を強いられている」

「マドリーはふざけた試合をしたわけではない。我々はプロフェッショナルだ。パフォーマンスは悪かったが、ふざけていたわけではない」

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