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戦列に復帰したS・ラモス、「クラシコでは誇りとエンブレムを懸けて戦う」

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 5日のリーガ・エスパニョーラ第27節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのレバンテ戦を2-0で制した。この試合で負傷から復帰を果たしたDFセルヒオ・ラモスは、不振に陥っていたチームが、ここから巻き返せるという自信を見せている。

 スペイン『マルカ』が同国代表DFのコメントを伝えた。

「僕たちはコパ・デル・レイで敗退したものの、リーグ戦では首位と勝ち点1差で、チャンピオンズリーグではベスト8まで進出している。警告となるつまずきは、決して悪いものではないよ。僕たちはリアクションを見せたし、ここから偉大なシーズンにすることもできるはずだ」

 次節に迫ったクラシコについては、次のように語っている。

「良いプレーを見せていないのは確かだが、クラシコでは誇りとエンブレムを懸けて戦う。まあ、どの試合でもそうだけどね。バルサは素晴らしい時期を過ごしており、僕たちはそれとは異なる状況にある。だけど、最悪な時期からもポジティブな結論を生み出すことは可能だ」

「ここ2か月の僕たちは輝かしくはなかった。しかし人々が厳しい要求を受けるのは、自分たちがもっと良いプレーを見せられるからにほかならない。僕たちはリアクションを見せるときなんだよ」

 一方で、解任報道も飛び出たカルロ・アンチェロッティ監督については、全面的な支持を表明している。

「難しい時期を過ごしているときこそ、団結しなくてはならない。最初に責任を負うのは監督だが、彼は偉大は指揮官であり、何よりも素晴らしい人間だ。このような状況を扱う術も知っている。敬意を評されるべき監督がいるならば、それは彼にほかならない」

 MFガレス・ベイルが得点を決めた際に、苛立つような素振りを見せていたFWクリスティアーノ・ロナウドについても触れている。

「クリスのことは誰もが知っているはずだが、彼のことを変えられる人間など存在しない。彼は1シーズンで60ゴールを決める選手で、40ゴールでも苛立ちを感じるんだ。チームメイトに向けたものではない限り、どのような振る舞いも非難することはできない。あれは、自分自身への苛立ちだよ」


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