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プレミアでまたも人違い退場?シティが10人のWBAに完勝、バルサ戦の敗戦払拭

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[3.21 プレミアリーグ第30節 マンチェスター・シティ3-0WBA]

 プレミアリーグは21日、各地で第30節を行った。マンチェスター・シティはホームでWBAと対戦し、3-0で勝利した。シティは、14日のリーグ第29節バーンリー戦、18日の欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦バルセロナ戦の公式戦連敗をストップさせた。

 前半2分、いきなり試合が動く。WBAのDFクレイグ・ドーソンがDFラインを抜け出したFWウィルフリード・ボニーを倒してしまい、主審の笛が鳴る。主審は決定機阻止でレッドカードを提示したが、提示されたのはドーソンではなく、DFガレス・マコーリーだった。たしかに、ドーソンに倒されるもすぐに立ち上がってボールをキープしたボニーに対し、マコーリーがPA内でボニーを倒していたが、その後の試合再開はFKから。プレミアリーグは、2月28日のマンチェスター・ユナイテッド対サンダーランド戦でも人違いの退場者が出ていた。

 数的優位に立ったシティは前半19分、負傷でベンチ外のMFヤヤ・トゥレに代わって先発出場したMFフランク・ランパードがPA手前から右足シュートを放つが枠を外れる。同23分にはボニーの横パスをPA左手前からMFダビド・シルバが左足を振り抜いたが、GKボーズ・マイヒルに阻まれる。10人のWBAの守備をなかなか突破できないでいたシティだったが、CKの流れから立て続けに得点を挙げた。

 前半27分、右CKの流れからMFフェルナンドのシュートは相手DFのブロックに遭うが、ルーズボールをボニーがキープして右足ボレー。ボニーの移籍後初ゴールで先制すると、同40分には右CKから相手のクリアミスでこぼれたボールをフェルナンドが右足で押し込み、2-0。このゴールでシティはプレミアリーグ1000ゴールを達成した。

 前半、ボール支配率80%だったシティは後半も試合を優位に進めた。同10分、MFヘスス・ナバスの折り返しを勢いよくゴール前に走り込んだFWセルヒオ・アグエロが右足で合わせたが、至近距離でGKマイヒルに防がれる。その3分後にはアグエロの右足シュートが左ポストを叩き、跳ね返りをボニーが右足で狙うもクロスバーに阻まれた。

 シティは追加点を挙げられずにいると、後半28分にCKからピンチを迎えるが、FWサイード・ベラヒノのヘディングシュートはクロスバーに助けられた。すると、シティは同32分に途中出場のFWステファン・ヨベティッチの右足シュートをシルバが左足でコースを変えてゴールネットを揺らし、3-0と試合を決めた。

 リードを広げたシティは得点を挙げたボニーとシルバを下げて、MFジェームズ・ミルナーとFWエディン・ジェコを投入。さらに得点を狙いに行く姿勢を見せた。シティはその後、追加点を挙げられなかったが、40本以上のシュートを浴びせるなど圧倒的な攻撃を見せ、3-0で完勝。公式戦3試合ぶりの白星を挙げ、欧州CL敗退のショックを払拭した。

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