サンプドリアのシニシャ・ミハイロビッチ監督が、ミランの次期監督就任の噂を否定した。

　ミランはフィリッポ・インザーギ監督の進退が騒がれ続け、今季中の解任はなくとも来季から新たな指揮官を招へいすると言われている。複数の監督が候補に挙がっているが、新たに浮上したのがミハイロビッチ監督だ。

　だが、21日の会見でミハイロビッチ監督は次のように述べている。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「私がミランの監督に?　空想の話だ。毎週違う名前が出てきているよね。次が誰になるか、見てみようじゃないか。私はここにいるよ」

　サンプドリアは22日、セリエA第28節でインテルをホームに迎える。ミハイロビッチ監督にとっては古巣との対戦であり、盟友ロベルト・マンチーニ監督との対戦だ。

「今のインテルは良い時期にないかもしれない。だが、偉大なチームはデリケートな時期にこそ偉大かどうか分かるんだ」

「マンチーニ?　我々が敵なのは90分だけだ。私は彼に大きく感謝しなければいけない。彼はこの一戦をとても大事に思っている。“ホーム”で良いところを見せようとね。だが、我々にも勝つ可能性はある。スタジアムが満員になることを願うよ」

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