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バルサ、スアレスの一撃でクラシコ制す…レアルとの勝ち点差は「4」に

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[3.22 リーガ・エスパニョーラ第28節 バルセロナ 2-1 R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは22日、第28節3日目を行い、首位バルセロナと勝ち点1差で追う2位のレアル・マドリーによるクラシコが開催された。前半を1-1で折り返した試合は、後半11分にFWルイス・スアレスが決勝点を奪い、バルセロナが2-1の勝利を収めた。勝ち点3を上積みしたバルセロナは、2位レアルとの勝ち点差を4に広げた。

 最初にシュートまで持ち込んだのはレアル。前半8分、FWガレス・ベイルのパスに反応したFWカリム・ベンゼマが右足で狙うが、ボールはゴール左に外れた。そして、同12分には決定機を作り出す。左サイドから中央に切れ込んだDFマルセロのパスから抜け出したベンゼマのクロスを、逆サイドのFWクリスティアーノ・ロナウドがダイレクトで合わせたがボールはクロスバーに直撃した。

 レアルにゴールを脅かされたバルセロナだったが、前半19分にセットプレーから先制に成功する。左サイドで得たFKをFWリオネル・メッシが蹴り出すと、DFジェレミー・マテューがヘディングで叩き込んでスコアを1-0とした。さらに同31分にはCKの流れからネイマールがゴール前でフリーとなるが、スアレスのシュート性のパスをコントロールできずに追加点を奪うには至らない。

 すると直後のプレーでレアルが同点に追い付く。前半31分、MFルカ・モドリッチのスルーパスをベンゼマがゴール中央にヒールで流すと、フリーで走り込んだC・ロナウドが右足で蹴り込んで試合を振り出しに戻した。さらに同40分にはベンゼマのクロスをC・ロナウドがヘッドで流し、最後はFWガレス・ベイルが左足でネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定に取り消され、1-1のまま前半終了を迎えた。

 前半終盤に攻勢をかけたレアルは後半3分、C・ロナウドとのパス交換からPA内に侵入したベンゼマが狙うも、C・ブラボに弾き出される。すると同11分、なかなか攻撃のリズムを生み出せなかったバルセロナが、ワンチャンスを生かして勝ち越しゴールを奪う。DFダニエウ・アウベスが最終ラインの裏に送ったパスに反応したスアレスが、鮮やかに右足で流し込んで2-1と再びリードを奪った。このゴールはスアレスにとってクラシコ初得点となった。

 勝ち越しに成功したバルセロナが、その後もレアルゴールを脅かす。しかし後半21分、自陣から敵陣PA付近までボールを運んだネイマールのシュートは枠を捉えず。さらに同29分には右サイドから切れ込んだメッシが左足で、同29分にはメッシのパスからネイマールが右足で狙ったが枠を外してに3点目を奪えない。

 同点に追い付きたいレアルは後半33分にベンゼマのシュートがDFジェラール・ピケに当たってコースが変わるも、C・ブラボが横っ飛びのセーブで防いだ。同41分にはバルセロナが決定機を作り出し、メッシのスルーパスから抜け出したDFジョルディ・アルバが狙うもGKイケル・カシージャスに阻まれる。

 さらに後半42分にPA内でメッシが放ったシュートが再びカシージャスにセーブされるなど、その後スコアは動かず。バルセロナが2-1の勝利を収めて首位をキープした。


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