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オーストラリアとドローのレーブ、EURO予選に向けて「緊張感を高めなければ」

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 ドイツ代表は25日、国際親善試合でオーストラリア代表と対戦し、2-2で引き分けた。ヨアヒム・レーブ監督は、29日に行われるEURO2016予選グルジア戦に向けて「緊張感を高めていきたい」と述べている。

 世界王者ドイツはロイスのゴールで先制したものの、オーストラリアに逆転を許した。終盤にポドルスキのゴールで追いついたが、アジア王者とのドローは満足できるものではない。

 試合後、レーブ監督が『ZDF』のインタビューで次のように話した。

「少し落ち着きが足りなかった。序盤にチャンスがあって、2点差、3点差にすることもできたはずだ。だが、いつの間にか1-2と逆転されてしまっていた。後半は全体的にクリアなプレーが見られなかったね。良いプレーがあったかもしれないが、あまり良くないプレーもあった」

 特に守備面の課題は多くあったようだ。

「後方から組み立てるということがあまりうまくいかなかった。ロングボールを出さざるを得なかったね。それは望んでいないことだった。もっとしっかりとプレーを組み立てるための勇気が足りなかったのかもしれない」

「守備では、試合を通じて競り合いにいけなかった。競り負けることも多かった。攻撃面は、良いプレーだったと思う」

 起用したメンバーについても触れた。

「選手たちの負担を考慮した。ワールドカップ後、何人かは長期離脱をしていたし、他方で多くの試合に出てきた選手もいる。だから、先発には我々の下に戻ってきたイルカイ・ギュンドアンやホルガー・バドシュトゥバー、あまりプレーする機会がなかったサミ・ケディラを含めた」

 グルジア戦は、異なる姿勢で臨まなければいけない。

「EURO予選の試合を控えて親善試合をすれば、場面によっては数パーセント足りないこともある。もちろんそれは知っていると思うが、日曜日の試合では相手にプレゼントをしてはいけないと、彼らにもう一度話すよ。勝たなければいけないから、緊張感を高めていきたい」

 ドイツはEURO2016予選で首位ポーランドに勝ち点3差の2位につけている。
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