beacon

ブラジルと対戦のデシャン 「昨年のW杯は失敗ではなかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 フランス代表のディディエ・デシャン監督は、26日の国際親善試合で対戦するブラジル代表について、昨年のワールドカップ(W杯)で失敗したわけではないと強調した。

 母国開催のW杯でドイツに1-7と大敗し、3位決定戦にも敗れたブラジル。だが、そのブラジルと対戦するデシャン監督は、試合を前に次のように述べた。複数のメディアが伝えている。

「ブラジルのW杯は失敗ではなかった。ショックはあったが、彼らはベスト4なんだ。それから彼らは多くが変わったと思う。彼らがしてきたことを見ているが、とても良いことをしているよ」

「私にとっては現役時代と監督時代をあわせて5度目のブラジルとの対戦だが、依然として興奮するよ。ブラジルはサッカーの国だ。彼らの選手はあらゆるところで高く評価されている。ブラジルが世界王者に5回も輝いていることを忘れてはいけないよ」

 ブラジル代表のドゥンガ監督については、次のように述べている。

「彼は偉大な選手だった。最高の思い出は、優勝した1994年のW杯だろうね。1998年大会でもキャプテンだった。我々は同じポジションで戦ったんだ。私は彼がやってきたことすべてをリスペクトしている。彼とまた会えるのはうれしいよ。彼もイタリア語を話すから、我々はよく理解し合える」

 また、デシャン監督はレアル・マドリーFWカリム・ベンゼマの調子について言及した。

「カリムは長期にわたって非常にハイレベルなプレーを見せてきた選手だ。常に向上を目指すんだよ。彼にはまだ成長の余地があるが、すでに活躍しているね。マドリーだけでなく、フランスにとっても、彼は非常に影響力のある選手だ」
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP