beacon

新時代到来の予感…香港実業家がミラン株75%取得か、売却額は1950億円にも

このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本代表MF本田圭佑の所属するミランが中国資本に渡ることになるかもしれない。2日、イタリア『Askanews』が、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が、ミラン株の75%を中国人実業家に売却することを認めたと報道。同日、イタリア大手通信社『Ansa』がミランがこの報道を否定したと報じたが、『スカイ』は同日夜に中国人とみられるグループが、会食のため、同会長宅を訪れたと伝えた。

 株取得を希望しているのは、香港の実業家のリチャード・リー氏とみられている。

 また、この取引には中国政府も後押ししていると言われている。中国で1、2を争う人気を誇るミランを買収することで、サッカー文化の定着を一気に図りたい考えだ。タイの実業家も買収に力を入れていたが、リチャード・リー氏が購入額で一歩上を行っていると報じられている。

 注目の購入額だが、10億ユーロ(1300億円)とも15億ユーロ(1950億円)とも伝えられている。ミランサイドは、ベルルスコーニ名誉会長の娘で、現在はクラブCEOを務めるバルバラ氏を取締役として残すことを要望しているという。

 勢いに乗る中国資本が、欧州の名門クラブを手に入れる。新たな時代がやってきたのかもしれない。

▼関連リンク
欧州組完全ガイド
セリエA2014-15特集

TOP