8日に行われたクープ・ドゥ・フランス準決勝、パリ・サンジェルマン(PSG)対サンテティエンヌの一戦は、4-1でホームのPSGが勝利を収めた。

　リーグアンで5位につけるサンテティエンヌをホームに迎えたPSGは、21分にラベッシが獲得したPKをイブラヒモビッチが決めて先制する。

　しかし25分、サンテティエンヌはセットプレーからアムマが決めて、すぐに追いついた。

　1-1で折り返すと、60分にPSGが勝ち越しに成功する。パストーレの柔らかいクロスにファーサイドのラベッシが反応。コースを狙った巧みなヘッドで、ゴール右に決めた。

　終盤はエースの活躍で突き放す。81分、左サイドの低めの位置からマテュイディがスルーパスを送ると、イブラヒモビッチが抜け出した。中央からペナルティーエリア左に流れたエースは、直接シュートを狙うのが難しい体勢。すると、ワンタッチで前に出たGKの右に転がし、自身はGKの左を通過、無人となったゴールに決めた。アディショナルタイムには、ペナルティーエリア右から左足のシュートを突き刺してハットトリック達成。4-1でタイムアップとなった。

　前日の準決勝もう1試合では、2部のオセールがギャンガンを下して決勝に進んでいる。