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マンチーニ:「1年欧州カップ戦に出られなくても悲劇じゃない」

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 インテルは11日、セリエA第30節でベローナと対戦する。ロベルト・マンチーニ監督は試合を前に、前節と違う戦いぶりを見せなければいけないと述べた。また、欧州カップ戦出場権を得られなかったとしても、将来的な復活に向けて仕事を進めると話している。

 前節、最下位パルマとホームで引き分け、試合中の姿勢も批判されたインテル。復活祭の祝日も朝からチームを集合させ、トレーニングを命じたマンチーニ監督は、ベローナ戦で反撃しなければいけないと述べた。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がコメントを伝えている。

「パルマ戦と違うパフォーマンスを期待する。このチームに継続性が必要なのは確かだよ。スモールチーム相手のひどいパフォーマンスと、ビッグクラブ相手の素晴らしいプレーを繰り返しているのだからね」

 次節のミラノダービーの前にイタリア入りする予定のエリック・トヒル会長について、マンチーニ監督は同会長が怒っていると認めつつ、ミラノを拠点としていないことは問題ではないと述べた。

「彼が遠く離れていることが結果に影響しているのではない。首脳陣は全員で偉大なインテルをつくろうと働いているよ。距離が問題になるなら、イングランドのクラブは勝てないということになる」

 カップ戦でもすでに敗退し、セリエAで10位のインテルは、来季の欧州カップ戦出場権獲得が難しくなっている。だが、マンチーニ監督は次のように述べた。

「チャンピオンズリーグに出場するような、資金力のあるクラブから夏に呼ばれたら? 私はすでにビッグクラブにいるんだ。それは、インテルが高いところに戻ることができると信じているからだよ。インテルはいつだってインテルなんだ」

「1年欧州の舞台から外れても、悲劇じゃない。より強いチームをつくるために仕事をしていくということだ」


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