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ローマ、15年10度目ドロー…指揮官“怒”「怒りしかない」

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 セリエAは19日、第31節を各地で行った。前日、ユベントスにラツィオが破れていたことで2位返り咲きのチャンスがあったローマは、ホームでアタランタと対戦。ローマは前半2分、FWフランチェスコ・トッティのPKで先制に成功したが、同28分にPKを与えてしまい、同点とされる。試合は1-1で終了。ローマは今季13度目、15年に入って10度目のドローゲームを演じてしまった。

 2位ラツィオをかわすことが出来ず、同勝ち点とするにとどまったローマ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ルディ・ガルシア監督は、怒りを交えて次のように話している。

「怒りしかない。我々はいいプレーをしなかった。特に前半だ。開始早々にPKが決まってからは、まるで眠っているかのようだった。後半は幾分意欲を取り戻したが、2位の座を取り戻そうとする気迫がなかった」

 ナポリは敵地でカリアリに3-0で勝利。2連勝で4位をキープした。ナポリは24日に、敵地での第1戦を4-1で制している欧州Lの準々決勝第2戦、ホームでのボルフスブルク戦を行う。

 11の試合でユベントスを破り、驚きを与えた最下位のパルマは敵地でエンポリと対戦。前半19分に先制し、一度は逆転されてしまったが、後半28分にFWイシャク・ベルフォディルが同点弾を決めて、2-2のドローに持ち込んだ。パルマはここ5戦、2勝2分1敗と意地の戦いを続けている。

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