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今度こそバイエルンを倒したいクロップ 「最近の対戦では…」

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 ボルシア・ドルトムントは28日、DFBポカール準決勝でバイエルン・ミュンヘンと対戦する。ユルゲン・クロップ監督は、高いハードルを乗り越えて決勝に進みたいと意欲を燃やした。

 ブンデスリーガ3連覇が決まったばかりのバイエルンと敵地で対戦するドルトムント。クロップ監督は、相手の強さを理解しているが、ドルトムントの士気も高いと感じている。27日の会見で、ドルトムント指揮官が語った。

「非常に重要な試合で、ファイナルに進出するために乗り越えなければならないハードルは高い。周知のとおり、難しい挑戦だ。勝利するのはいつも難しいが、ずば抜けた選手たちを擁するバイエルンが相手だと、なおさらだね」

「みんなはこの試合に向けて集中しているし、楽しみにしている。当然、準決勝で強い相手と当たることは覚悟していた。サッカーにおいて、最も難しい試合の一つだろう。だが、それは問題ではない。みんなはとても楽しみにしているんだ」

 今シーズンはバイエルンと大きな差がついた。直接対決でも2敗だったが、いずれも1点差の黒星で、内容の差は大きくなかったと考えている。

「最近の対戦で我々は、勇敢に自分たちのプランを貫こうとした時間帯では、少なくとも彼らにとって嫌な相手だった。それを思い出すべきだ。前半戦のバイエルン戦の前半は、とても勇敢で、良いプレーだった。彼らが絶好調で、我々がそうではなかったのにね」

「それなのに負けたのは、我々が受け身になってしまったからだ。バイエルン戦でそれはダメだ。だから今回は、最初から最後まで活発でなければいけない」

 相手の出方はあまり気にしていない。

「バイエルンがどのような戦術でくるかはあまり考えない。考えたところで、一つの可能性に過ぎないし、試合開始と同時にまったく違うことになり得るからね」

「ただ、この前の彼らは、我々を相手にこれまでになかった頻度でロングボールを使ってきた。それは新しいシステムが使われ始めたころだったね。ウィングを通すプレーが減ってから、レヴィ(ロベルト・レヴァンドフスキ)とトーマス・ミュラーがものすごく生きている。この数週間の彼らの活躍はとんでもないね」

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