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伊紙評価:本田、奮闘に一定の評価も及第点以下 「平凡なパフォーマンス」との指摘も

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 ミランMF本田圭佑は3日、セリエA第34節ナポリ戦でフル出場した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、数的不利の中で本田も奮闘したとしつつ、5点と厳しい採点をつけている。

 ミランは開始40秒すぎ、セリエA最速記録でDFマッティア・デ・シリオが退場。試合のほぼすべてで10人での戦いを余儀なくされた。

 70分までナポリの攻撃をしのいだミランだったが、MFマレク・ハムシクに先制点を許すと、その後は崩壊。6分間でさらに立て続けに2失点し、0-3と敗れた。3連敗のミランは5試合白星から遠ざかっている。

 数的不利で圧倒的に苦しい状況下で、本田は前半の早い時間帯に2度ほど攻撃に絡む場面もあったが、一方的に攻められるなかで守備に追われることとなった。

『ガゼッタ』は本田について、「犠牲を払い、何キロも走って、(デ・シリオ退場で右SBを務めたアンドレア・)ポーリを守ろうとしたが、グラムが加速すると決めると、本田も“舗装”された」とコメント。奮闘したが、ナポリDFファウジ・グラムに攻めたてられたと評している。

 なお、『ガゼッタ』がミランのベストプレーヤーに選んだのは、再びGKディエゴ・ロペス。チーム唯一の7点だった。一方、早々に退場したデ・シリオは4点でワーストプレーヤーに選ばれている。

 また、『acmilannews.it』の採点でも、本田は5点。「サムライは平凡なパフォーマンス。彼もアイデンティティーを見せるのに苦しんでいる」と辛口評価。『スポーツ・メディアセット』でも5.5点と及第点以下の評価だった。

 一方、『スカイ・スポーツ』は本田に6点と及第点をつけている。だが、同メディアのユーザー採点平均では4点を下回っており、3点を切ったデ・シリオに次ぐチームでワースト2位の採点だった。


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