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古巣への思いを語るシメオネ「いつかラツィオを率いると確信している」

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 アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督が古巣であるラツィオへの思いを語った。1999年から2003年まで在籍していたラツィオの地元紙である『Lazialita』が伝えている。シメオネ監督は1999-2000シーズンにラツィオで自身初となるセリエA制覇に加え、コッパ・イタリア制覇の2冠を達成している。

 同紙によると、シメオネ監督は「ローマには多くの友人がいる。いつかラツィオを率いるときが来ると確信しているよ。それが人生というものだからね。アトレティコのようなクラブに戻ったのと同じことだ。私はアトレティコにいて、アトレティコで結果を出すために魂を削ってきた。ラツィオでもそうなるはずだ」とコメントした。

「戻ってくるという確信があるか? もちろん!選手時代を過ごしたすべての場所に戻ることがあると確信している。それが私の人生だ。サッカーでも人生でも私は同じように振る舞うからね」

 ラツィオ時代のシメオネは、4年間の在籍で4つのタイトルを手にしている。1999年のUEFAスーパーカップ、1999-2000年シーズンのセリエA、同年のコッパ・イタリア。そして2000年のイタリアスーパー杯だ。

 だからこそ、「ラツィオは私のキャリアにおいて素晴らしい一部だった。最も長くいた場所の一つだ。素晴らしい4年間を過ごしたからね。みんなが常に私のことを好きでいてくれたし、徐々に選手として評価してもらえるようになった。誰も忘れることのないような重要なゴールも決めたしね」と過去を振り返り、目を細める。

 シメオネ監督は2011年12月にグレゴリオ・マンサーノ監督が解任されたため、古巣のA・マドリー監督へ就任。当初は1年半の契約だったが、2013年3月には2017年まで契約を4年間延長した。しかし、ラツィオへの思いは色褪せていない。「私はラツィオに戻る。時間の問題だ。今はアトレティコでこの上なく幸せだが、人生は長い。いつか君たちと一緒になるよ。私が好きな、全身真っ黒の格好でね」。

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