[5.9 セリエA第35節 ユベントス1-1カリアリ]

　リーグ4連覇を決めたユベントスは9日、ホームでカリアリと対戦し、1-1で引き分けた。

　結果は引き分けだったが、ユベントスにとってはこれ以上ない朗報が飛び込んだ。MFポール・ポグバは3月18日の欧州CLドルトムント戦でハムストリングを負傷。長期離脱を余儀なくされ、チームにも大きな痛手となっていた。

　しかしこの日、復帰戦をスタメン出場で飾ると、前半45分、CKの流れからパスを受けると、エリア外の左45度の位置から右足を一閃。DFルカ チェッピテッリに当たってコースが変わったボールは、歓喜と共にゴールネットを揺らした。

　残留争いを繰り広げるカリアリが、後半40分にDFルカ・ロッセッティーニのゴールによってドローに持ち込んだため、ポグバ復帰戦を勝利で飾ることは出来なかったが、ユベントスは13日に行う欧州CL準決勝第2戦のレアル・マドリー戦に向け、貴重なピースが加わった。

　なお、敗れれば降格決定もあったカリアリだが、今節の降格決定は何とか免れた。ただ、10日に試合を残す残留圏の17位アタランタとの勝ち点差は5。カリアリは残り3試合となっており、依然厳しい立場にあることに変わりはない。

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