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キャラガー氏:「ジェラードはレンタルで戻ってくるべきではない」

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 元リバプールジェイミー・キャラガー氏は、今季限りでリバプールを退団するMFスティーブン・ジェラードに対し、レンタルでリバプールに戻って来るべきではないと釘を差している。

 少年時代から過ごしてきたリバプールを今季終了後に退団することを発表していたジェラードは、16日に本拠地アンフィールドでのラストマッチとなるクリスタル・パレス戦を終えた。来週のストーク・シティ戦がリバプールでの最終戦となり、その後はMLSのLAギャラクシーへ移籍する。

 プレミアリーグからMLSへ移籍した選手は、アメリカのシーズンオフ中に短期レンタルでイングランドに戻ってくるケースも多い。過去にもFWティエリ・アンリがアーセナルに戻ったり、FWロビー・キーンがアストン・ビラでプレーしたりといった例がある。

 だが、感動的な別れは綺麗な思い出としてそこで終わりにすべきものかもしれない。自身もリバプール一筋でプレーし、ジェラードとチームメートとして長い年月を過ごしたキャラガー氏のコメントをイギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「レンタルで戻ってこないように願っているよ。サッカーの面ではきっぱりと断ち切って、2年ほどリバプールから離れるべきだ。それから何らかの役割で戻ってくればいい。プレーヤーとしてではなくてね」

 ジェラードの代役が見つけられるわけではないとしても、クラブもジェラードから「卒業」して次の段階に進むべきだとキャラガー氏は訴えた。

「穴を埋められるとは思わない。マンチェスター・ユナイテッドは今でも次の(ロイ・)キーンを探しているし、アーセナルはまだ次の(パトリック・)ビエラを探している。だが、(ジェラード不在で)うまくやって成功できないということではないんだ」

「今でもリバプールはジェラードに対して、34歳の彼にはやれないことを期待していた。誰もが彼を見ていたんだ」


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