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S・リスボンが国内杯決勝の前哨戦制す…田中は6戦ぶり出番なし

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[5.17 ポルトガルリーグ第33節 S・リスボン4-1ブラガ]

 ポルトガルリーグは17日、第33節を行った。FW田中順也の所属するスポルティング・リスボンはホームでブラガと対戦し、4-1で勝利した。なお、田中はベンチ入りも6試合ぶりの出番なしに終わった。

 31日に行われるポルトガル国内杯決勝の前哨戦となった一戦。S・リスボンは前半12分、DFトビアス・フィゲイレードがPA内で相手を倒してしまいPKを献上。これをFWエドガル・フェリペ・パルドに落ち着いてゴール左に決められ、先手を許した。

 反撃に出るS・リスボンは前半32分、MFフレディ・モンテロのループシュートはクロスバーを叩き、跳ね返りをFWアンドレ・カリージョがヘッドで押し込むもオフサイドの判定でノーゴールに。それでも同44分にMFナニの右クロスからカリージョが倒され、PKを獲得。これをMFアドリエン・シルバがキッチリ決めて、試合を振り出しに戻した。

 後半7分、S・リスボンはナニの左CKをファーサイドのMFウィリアン・カルバーリョがヘディングシュート。これは角度がなく相手GKに防がれたが、こぼれ球をフィゲイレードが左足で押し込み、2-1。前半にPKを与えてしまったフィゲイレードの汚名返上の一撃で逆転に成功した。

 攻撃の手を緩めないS・リスボンは後半29分、右CKのこぼれ球を拾ったA・シルバが強烈ミドルを突き刺し、3-1とリードを広げた。さらに後半アディショナルタイムにもFWイスラム・スリマニが追加点を挙げ、4-1でS・リスボンが逆転勝利。10試合負けなし(8勝2分)とした。

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