マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は17日、GKダビド・デ・ヘアを慰留するのは難しいとの見解を示した。

　ユナイテッドは2016年までの契約を結ぶデ・ヘアに「大金」の新契約をオファーしているが、契約延長に至っていない。レアル・マドリーが同選手に強い関心を示しているとみられ、スペイン『マルカ』は先日、マドリーがデ・ヘアと個人合意に達したと報じている。

　デ・ヘア退団にも備えていることを明かしていたファン・ハール監督は、17日のプレミアリーグ第37節アーセナル戦後、イギリス『スカイ・スポーツ』で次のように語った。

「彼はスペイン人で、スペイン代表だ。今はスペインのクラブが来ている。彼の恋人もスペイン人で、ご両親は毎週、あるいは2週間に1回はここに来ている。だから、難しいよ」

　だが、ファン・ハール監督は簡単にデ・ヘアを手放すわけではないとも述べている。

「どの移籍にもプロセスがあり、デ・ヘアについても同じだろう。彼が簡単に我々を離れることはない。我々は偉大なクラブであり、彼はそこに加わりたいと思っているからだ」

　デ・ヘアはアーセナル戦で後半に負傷し、GKビクトール・バルデスとの交代を余儀なくされた。この日がユナイテッドでのラストゲームとなるのだろうか?

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