17日のリーガ・エスパニョーラ第37節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのバルセロナ戦を0-1で落とした。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、この一戦の勝利でリーガ優勝を果たしたバルセロナを称賛している。

　スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「バルセロナを祝福しなければならない。彼らは正当な王者だよ。12月の不調から素晴らしいリアクションを見せ、リーガを制覇するにふさわしかった。彼らはどのような瞬間にも試合を解決できる極上の選手たちを擁し、これから3冠達成に向けて二つのチャンスを迎えることになる」

　またアトレティコの昨季のリーガ制覇が、繰り返すことが難しい偉業であるとの見解を示した。

「再びリーグ戦を勝ち取ったチームに大きな拍手を送りたい。我々は昨季、過去11年間レアル・マドリーとバルセロナだけが優勝していたリーガに割って入った。リーガでは少し横槍を入れることも難しいんだよ」

　この試合の決勝点を記録した同胞FWリオネル・メッシについては、次のように語っている。

「我々がプレーをコントロールしている時間帯に、メッシの天才性が発揮された。得点の直前には、我々の不注意があったのだろう。しかしながら、あの得点は彼らを楽にする素晴らしいものだった」

　アトレティコは最終節まで、バレンシアと3位の座を争うことになった。

「チームは良い調子は良いよ。セビージャ、バレンシアと我々のリーグ戦を争い続け、バレンシアに勝ち点3差をつけながら、あと1ポイントで3位を確保できるところまでたどり着いた。最終節はアドレナリンが出る、素晴らしいものになるだろう」

「セビージャ、バレンシア、そして我々は二つのポジション(チャンピオンズリーグ出場圏の3位&4位)を争っている。一チームが出場圏に位置できないのは悲しいことだね。我々3チームは素晴らしいリーグ戦を演じたし、どのチームも出場権を獲得するにふさわしい」

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