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優勝決めても柿谷出番なし…バーゼルは最下位相手に5戦ぶり黒星喫する

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[5.20 スイス・スーパーリーグ第34節 アーラウ2-1バーゼル]

 スイス・スーパーリーグは20日、第34節を行った。FW柿谷曜一朗の所属するバーゼルは敵地でアーラウと対戦し、1-2で敗れた。柿谷は5試合ぶりにベンチ入りを果たしたが、出番はなかった。

 すでに優勝を決めているバーゼルはこの試合はメンバーを大きく変えてきた。そのことが影響してか、立ち上がりから攻め込まれる時間が続き、前半3分のゴールはオフサイドだったものの、同5分にカウンターからMFモハメド・エルネニーのオウンゴールで先制点を許した。

 アーラウは残り3試合で9位ファドゥーツと勝ち点9差で最下位。残留に向けてもう負けが許されないだけにバーゼルもなかなかチャンスをつかむことができない。すると、1点ビハインドで折り返した後半4分にも追加点を決められ、0-2とされた。

 流れを変えたいバーゼルは後半14分にリーグ得点ランキング首位のFWシュケルツェン・ガシとFWアルビアン・アジェティを投入。この交代策が奏功し、同17分にMFマティアス・デルガドの浮き球パスをガシが胸で落としたボールをFWドナルド・エンボロが右足で決めて、1-2と1点差とした。

 追い上げムード漂う中、バーゼルは3人目を投入した後半41分にデルガドが負傷で10人となってしまう。それでも1人少ないことを感じさせない攻撃を見せるも追いつくことができず、1-2で試合は終了。バーゼルは5試合ぶりの黒星を喫し、今季6敗目となった。

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