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らしい終わり方?ピッポの“ホーム最終戦”は退席で終了

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[5.24 セリエA第37節 ミラン3-0トリノ]

 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは24日、ホームでトリノと対戦し、3-0で勝利した。前半18分にFWステファン・エル・シャーラウィのゴールで先制したミランは、後半11分にFWジャンパオロ・パッツィーニがPKを決めて加点。同20分にはエル・シャーラウィのこの日2点目でダメを押し、今季ホーム最終戦を白星で飾った。

 しかし、勝利を喜ぶベンチの中に、フィリッポ・インザーギ監督の姿はなかった。ミランは前半42分、DFクリスティアン・ザッカルドがレッドカードを受けて退場。これに抗議したインザーギ監督はハーフタイム中に退席処分を命じられていたのだ。

 現役時代に一度も退場処分のなかったインザーギ監督だが、指導者になってからはミランの下部組織を率いたころから退席処分が多いことで知られている。トップチームを指揮するようになった今季も、1月18日の第19節アタランタ戦でベンチ前に飛んできたボールを蹴り出してしまい、退席を命じられる。さらに5月9日の第35節ローマ戦でも退席処分を受けるなど、相変わらずの熱血漢ぶりをみせていた。

 インザーギ監督は成績不振から今季限りの退任が濃厚となっている。ミラン指揮官としてのサン・シーロ最終戦となったが、らしい終わり方だったというべきかもしれない。


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