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レアル指揮官就任で涙にじませるベニテス新監督「我が家に帰ってきた」

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 レアル・マドリーは3日、ラファエル・ベニテス新監督の就任会見を行った。クラブ公式サイトによると、新指揮官は「今日は私にとって、とても感動的な日だ。なぜなら我が家に帰ってきたんだ」と喜びを語った。

 現在55歳のベニテス氏は、13歳から20歳まではR・マドリーの下部組織でプレー。選手時代は他クラブながらスペイン一筋で過ごすと、1993年には、R・マドリーのBチームを率いて、指導者としてのキャリアをスタートさせた。バレンシアやリバプール(イングランド)、インテル(イタリア)、チェルシー(イングランド)、ナポリ(イタリア)らを経て、“古巣”へ戻ってきた。

 クラブのフロレンティーノ・ペレス会長はベニテス新監督を激励。「彼は私達の家で選手、そして監督として育った人物。今日はここで育った彼にとって、とても素晴らしい特別な日のはずだ。13歳でこのクラブの門を叩いたものにとって特別な思いがあるだろう」。

「このエンブレム、このユニホーム、このスタジアムの意味するものを誰よりも君は知っている。今、マドリディスタの願いは君にかかっており、我々のソシオの雰囲気、スペクタクルなタレントを持つ選手たちと共にチームのこれからを語ってくれるだろう。君の育った家、マドリードにようこそ」と言葉を送った。

 会長からの熱い言葉を受け、監督就任の喜びを語ったベニテス氏は感極まった様子もみせると、「物事が上手くいくことを望んでいる。タイトルを勝ち取り、良いプレーを見せたい。自分のこれまでの仕事に信頼を与えてくれたことに感謝したい」と話した。

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