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ミハイロビッチがミランと会食、4日に監督就任決定か

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 ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長とアドリアーノ・ガッリアーニCEOが3日、サンプドリア退団を発表したシニシャ・ミハイロビッチ氏と会談した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、4日にもミハイロビッチ氏のミラン監督就任が発表されると報じている。

 今季のセリエAを10位で終えたミランは、フィリッポ・インザーギ監督の解任が確実と言われていた。だが、ベルルスコーニ氏らが望んだ本命のカルロ・アンチェロッティ氏の招へいには失敗している。

 これを受け、ミランが次に狙ったのが、今週サンプドリアからの退団を発表したばかりのミハイロビッチ氏だった。同氏は昨シーズン途中に就任し、当時19位と低迷していたサンプドリアを復活させ、セリエA残留に導くと、今季はチームを7位にまで引き上げている。

 現役時代にインテルでプレーし、引退後もインテルでロベルト・マンチーニ監督のアシスタントコーチを務めたミハイロビッチ氏は、かつてミランに行くことはないと話していた。だが、指導者としてのキャリアを築いていくうちに、考えを変えたのかもしれない。

 イタリアの各メディアは、ミハイロビッチ氏のミラン監督就任は決まりと報じており、『ガゼッタ』や『スポーツメディアセット』は4日に発表があると伝えた。当然、インザーギ現監督は解任ということになるだろう。

 妥協を許さない激しい気質とカリスマ性が評価されるミハイロビッチ氏が、ストイックなMF本田圭佑をどのように評価するかも注目されるところだ。


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