beacon

ミランについに大きなアジア資本…48%700億円売却で合意!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本代表FW本田圭佑の所属するミランは5日、タイの実業家ビー・タエチャウボル氏とクラブ売却で合意したことを発表した。クラブ株式はシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が52%、タエチャウボル氏が48%を保有する。

 イタリア・ミラノの名門クラブが歴史的な日を迎えた。一時はバルバラ・ベルルスコーニCEOが破談になったと明かした交渉だが、5日に一気の進展をみせた。4日夜に交渉をもった両者だが、当初、タエチャウボル氏は100%所有の完全買収を提案した。しかし、現ミラン経営者側はこれを断固拒否。話は平行線に終わるかと思われた。

 しかし、5日になってタエチャウボル氏が48%所有という譲歩案に同意。過半数を維持したいベルルスコーニ名誉会長もこれに納得し、契約が成立した。買収額は発表されていないが、5億ユーロ(約700億円)とも報道されている。

 ベルルスコーニ名誉会長はイタリアメディアに対し、「現時点で合意を再確認しなければいけないが、ミランにとってはいいことだ。私は会長職にとどまるよ。アジアのマーケットを良く知る人物が入ることで、ミランの商業価値をさらに発展させてくれることを期待している」と話した。一方のタエチャウボル氏はノーコメントでその場をあとにしたという。


●セリエA2014-15特集

TOP