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中傷チャントで罰金のウィルシャー「ただの冗談」「少し酷すぎる」

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 アーセナルに所属するイングランド代表MFジャック・ウィルシャーがFA杯優勝の祝勝パレードでの自身の言動を弁解した。英紙『ミラー』が報じている。トッテナムを中傷するチャントを歌ったことについて、「あれはただの冗談だった」と語ったウィルシャーは「僕のことを叩いて楽しんでいる人がいる」とも嘆いている。

 自身のTwitterでは謝罪したウィルシャーだが、今回の件が教訓になるか?と問われると「ああ、たしかにね。だけど同時に、僕のことを叩いて楽しんでいる人も大勢いるように思う」とコメント。

「僕らは1年間も必死にやって来て、トロフィーを勝ち取ることができたんだ。これは最高な感覚だといっていい。どんな仕事をしているにせよ、1年の終わりには給与とボーナスがもらえるとしたら、そのことを祝おうとするものだろう。だから今起きていることは少しひどすぎると思う」と自論を展開した。

「小さい頃からアーセナルのファンたちと育んで来た絆については、常にとても誇りに思っている。僕はこのクラブで育ったからね」とクラブへの愛を語ると、「アーセナルで育ってきたし、ファンたちが好きだ。ただ、信じるか信じないかは任せるけど、僕にはトッテナムファンの家族だっているんだ。だから個人的に、彼らと対立する理由はまったくない。あれはただの冗談だったんだ」と強調している。

 FAから罰金処分を科されたウィルシャー。今後は来季の開幕戦などで出場停止処分を受ける可能性もある。「僕に罰金が科せられるのがわかった時は驚いたよ。そんなこと思ってなかったから、『え?』って感じだったね」と話すも、「FAとクラブの間で話し合われたことだからしょうがない」とうなだれた。

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