ミランなどへの移籍の噂がささやかれているパリSGFWズラタン・イブラヒモビッチは、クラブ残留をあらためて強調した。スウェーデン代表の記者会見の場で語った。

　イブラヒモビッチはPSGとの現行契約が残り1年となっている。イタリアなどではこれまで、セリエAでの復権を狙うミラン移籍の可能性や、代理人がミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOとの会談が行われるなどの見込みが報じられてきた。

　だが今回、イブラヒモビッチはPSG残留を強調した。会見で、以下のように話した。

「僕はPSGに所属している。契約をあと1年残している。こうした話には真実は存在しない。僕はPSGの選手なんだ」

「本当に、出て行くことになるとは思わない。PSGでは今季、すべてを勝ち取ったんだ」

　まことしやかにささやかれるイタリア復帰についても、ばっさりと切り捨てた。

「こういう話がどこから出てくるのか分からない。何かを書かなければならない人がいるのだろう」

「大事なのはチャンピオンズリーグ(CL)ではない。好きなクラブで楽しみを感じてプレーする方がいい。CLに出るクラブでプレーしているのだし、楽しんでもいるんだ」

　PSGはリーグアン連覇を飾り、イブラヒモビッチもリーグ戦19得点と活躍していた。