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オーウェン氏が古巣ユナイテッドに苦言 「まだアイデンティティーがない」

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 元マンチェスター・ユナイテッドのマイケル・オーウェン氏は、現在のユナイテッドにはまだ新たなアイデンティティーが確立されていないと評するとともに、ストライカーの補強が必要であることも訴えている。

 昨年夏にルイス・ファン・ハール新監督を迎えたユナイテッドは、指揮官就任1年目のプレミアリーグを4位でフィニッシュ。チャンピオンズリーグ(CL)復帰という最低限の目標は果たすことができた。

 だがオーウェン氏は、ユナイテッドの2014-15が「残念なシーズン」だったとして、『ESPN』に次のように話している。

アレックス・ファーガソンのときに期待されていたようなマンチェスター・ユナイテッドとは比べることもできなかった。来季のプレミアリーグや、プレーオフを突破したとしてCLでどういう戦いを見せられるかも分からない」

「シーズンのスタートが悪くて終盤にかけて良くなったということは、前進していると考えられるかもしれない、。でも、どういうアイデンティティーのあるチームなのか、どういうタイプのチームなのかまだ分からない。速いウイングを置くのか、中盤を強くしたいのか? ルイス・ファン・ハールのユナイテッドはどういうチームなんだろうか」

 来シーズンに向けてはさらなる補強が必要になるとオーウェン氏は主張する。

「前線のポジションにはいくらか問題を抱えることになるだろう。ラダメル・ファルカオは退団し、ロビン・ファン・ペルシーも下り坂だ。ウェイン・ルーニーは頼れる得点源だが、彼も永遠にいてくれるわけではない」

「ダニー・ウェルベックを放出して、前線には大きな穴が空いている。ファン・ハールが来てからすでに大きな金額を使ってきたが、戦えるようになるためにはさらに出費することが必要だとすぐに理解できる」

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